いつも「缶バッジの達人」をご覧いただきありがとうございます。
缶バッジの側面の文字のことを、缶バッジの達人では『クレジット』と呼んでいます。
この文字は、コピーライトや記念日などを入れることができ、贈答品や記念品に最適!
缶バッジをより特別なものに仕上げることができます✨
さて、このクレジットの文字に関して、
「文字サイズは何ポイントがいいですか?」「オススメのフォントを教えてください」などのご質問をよくいただきます。
そのため、今回は様々なサイズの缶バッジとフォントを用意し、仕上がりを検証してみました!
クレジット入れが可能な商品
◆ 円形缶バッジ(クリア/マット)
◆ スタンド付き缶バッジ
◆ ホログラム缶バッジ
◆ メタリック缶バッジ
◆ 蓄光缶バッジ
◆ 缶ミラー(円形)
◆ 缶ミラー(ホログラム/メタリック)
◆ 缶バッジキーホルダー
◆ 缶ゴルフマーカー
Φ25~76mmはすべてクレジット入れ可能です。
ホログラムなどのキラキラな缶バッジは色味によっては、
読みにくくなる可能性もあるので、要注意。
詳しくは仕上がり実験のブログをチェックしてみてくださいね♪
【お悩み解決】ホログラム缶バッジ色味・仕上がり実験
『クレジット』にオススメな文字サイズとフォント
クレジットに文字を入れる際、せっかくの文字がつぶれたり、小さすぎて
仕上がってしまうのは避けたいですよね。
そこで、よく使われるフォント3つを使って、文字サイズを比較しました。
クレジット入れをお考えの方は必見です(`・ω・´)ゞ
結果の感性は筆者の主観になりますので、写真を参考にお選びいただければと思います♪
缶バッジサイズ
25mm、32mm、57mm
フォント
・ヒラギノ角ゴシック
・ヒラギノ明朝Pro
文字の太さ
W5・W6・W9
文字の大きさ
3pt・4pt・5pt
Illustratorだと、フォントやサイズ、文字の太さはこんな感じで表示されます~(*´ω`*)
(以降、この数値で文字の太さ・大きさを表記します。)
それでは、検証スタートです!
25mm缶バッジのクレジット入れ
ヒラギノ明朝Pro
ヒラギノ明朝Pro/3・4・5pt/W6(フォント/文字の大きさ/文字の太さ)
【結果】
・3ptは漢字は少し潰れて見にくい
・5ptまで大きくすると缶バッジのおおよそ半分くらいまでクレジットがかかってくる
ヒラギノ角ゴシック
ヒラギノ角ゴシック/3・4・5pt/W5(フォント/文字の大きさ/文字の太さ)
【結果】
すべて比較的に綺麗な仕上がり
4.5ptだと、上から見たときにクレジットの文字がはみ出て見える
文字の太さ:W9
【結果】
・全体的に文字のインパクト大
・すべて漢字『角』とカタカナ『ギ』や『ゴ』『プ』の濁点が潰れた
・見え方としてはW5の方が読みやすかった
32mm缶バッジのクレジット入れ
ヒラギノ明朝Pro
ヒラギノ明朝Pro/3・4・5pt/W6(フォント/文字の大きさ/文字の太さ)
【結果】
・3ptでも漢字は潰れないが、缶バッジに対して文字が小さすぎる印象
・4.5ptは両方大きさが見やすい
ヒラギノ角ゴシック
ヒラギノ角ゴシック/3・4・5pt/W4・W5(フォント/文字の大きさ/文字の太さ)
【結果】
・3ptは漢字が潰れてしまった
・4.5ptはどちらもバランスよく見える
文字の太さ:W9
【結果】
・すべて漢字は潰れてしまった
・5ptだと上から見たときにクレジットの文字がはみ出て見える可能性あり
57mm缶バッジのクレジット入れ
ヒラギノ明朝Pro
ヒラギノ明朝Pro/3・4・5pt/W6(フォント/文字の大きさ/文字の太さ)
【結果】
・3.4ptは文字が缶バッジに対して文字が小さすぎる印象
・5ptがバランスも取れて読みやすい
ヒラギノ角ゴシック
ヒラギノ角ゴシック/3・4・5pt/W5(フォント/文字の大きさ/文字の太さ)
【結果】
・すべて漢字の潰れが解消された
・3.4ptは、文字が缶バッジに対して文字が小さすぎる。
・5ptがバランスも取れて読みやすい
文字の太さ:W9
【結果】
・3ptは、文字が缶バッジに対して小さすぎる
・4.5ptが多少漢字の潰れがあるもののバランスが取れて読みやすい
検証結果まとめ: 缶バッジサイズ別おすすめ文字サイズ・フォント
検証をしてみた中で
缶バッジのサイズごとにオススメのフォントと大きさをまとめてみました!
💮25mmに相性抜群なクレジット
線が細く、シンプルなフォントがオススメ
フォント:ヒラギノ明朝Pro/ヒラギノ角ゴシック フォントサイズ:4pt
💮32mmに相性抜群なクレジット
漢字の潰れ等があまり気にならなければ、文字の太さや文字サイズの調節で
幅広いフォントの使用が可能!
フォント:ヒラギノ明朝Pro/ヒラギノ角ゴシック フォントサイズ:5pt(4ptでもOK)
💮57mmに相性抜群なクレジット
缶バッジサイズが大きいため、インパクのある太めのフォントも使用できます。
フォント:ヒラギノ角ゴシック(文字の太さW9) フォントサイズ:5pt
『クレジット』缶バッジの作り方
では、実際の発注の仕方は?と思ったみなさん~!
これからクレジット入れのご注文の流れをご紹介します。
依頼はとっても簡単なので、ぜひチェックしてください!
データを作成できるお客様は…
以下の2ステップ♪
①入稿テンプレートの「クレジットライン」の黄色の太線内に収まるように文字データを作成してください。
※デザインレイヤーに配置
②作成した文字データにアウトラインをかけて入稿してください。
※アウトラインのかけ忘れが多いので、忘れずに(`・ω・´)ゞ
データのつくり方を少し紹介♪(illustrator/photoshopの場合)
まず、『デザインレイヤー』にクレジットライン状に円形のパスを作成。
『パス上文字ツール』を選択し、入れたいクレジット文字を打つと、円形のラインに沿って文字が流れます。
文字が打てたらテキストに『アウトライン』をかけます。
クレジットライン(テンプレートの黄色の太線部分)のお好きな位置に
テキストを配置すれば完成です☆
詳しいデータの作成方法はこちらをチェック
缶バッジの側面に文字を入れたい!!クレジットラインとは?
データ作成が難しいお客様も…
以下の2ステップでクレジット入れご利用いただけます♪(*´ω`*)
☆入稿データ制作アシストサービスをご利用のお客様
①注文時にメモ欄へ「クレジット入れ〇〇〇(入れたい文字)」を記入
②テキストデータをWordまたはExcelにてお送りください。
【注意事項】
・文字色は背景色に合うように、「黒・白」のどちらかの文字色に加工します。
・絵文字や画像の配置は出来ません。
・フォントによっては加工できない場合もございます。
☆缶バッジデータ制作システムをご利用のお客様
クレジットを入れたい場合、システムにはクレジット入れの機能はございませんので、
事前にテキストを入れた入稿データをご用意いただくか、「入稿データ制作アシストサービス」をご利用の上、追加したいテキストをメールにてご連絡ください。
クレジット文字入れの魅力をお届けできたでしょうか?
クレジット入れはプラス料金はかかりませんのでご安心を(`・ω・´)ゞ
ワンランク上の缶バッジ制作に!ぜひぜひ活用してみてくださいね☆
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