効果的な缶バッジ錆の落とし方(3つのアイテム試してみた)


皆さんこんにちは!「缶バッジの達人」工場長の小倉です!

「缶バッジ」に関する疑問・お悩み解決講座!!
今回のテーマは「缶バッジの錆の落とし方」について。

大事にしていた缶バッチが錆びてしまった…なんて悲しい経験、皆さんあると思います。
サビを落としてまた綺麗に・大切にコレクションできたら良いなと思い、実験してみました♪

そもそも錆とはなんぞや?

私たちが日頃よく目にする錆は鉄の錆ですが、これは主に鉄の酸化物です。
鉄の表面に水と酸素があり、鉄の酸化が起きることで生じます。
表面が水で覆われることで鉄分子が一部イオン化し、酸素と水と反応することで、あの独特の茶褐色の錆となります。

 

~缶バッジの達人のサビ対策~

「缶バッジの達人」では錆による悲しい思いをする方を少しでも減らしたい!
その思いからこのような工夫をしております。

・素材の「ブリキ」は錆予防のすずメッキ加工済
・気化性防錆剤を使用して保管

今後も錆びにくい缶バッジを目指し、品質管理して参ります!

 

缶バッジ錆の落とし方

さて話を戻しまして…ここからが本題ですね!
まず前提として缶バッジの表面(印刷部分)にまで達してしまった錆は
フィルムの内側、印刷用紙にまで達しているため、残念ながらどうすることもできません。。。涙
裏側(ピンが付いている部分)のサビなら表面に出てきているので、どうにか手の施しようがあるはずです!

今回は3つのアイテムを使い、最も効果的に落とせる方法を実験してみました!

◆1.木工用ボンド 150円くらい
◆2.防錆潤滑剤(スプレー) 400円くらい
◆3.自転車用錆取り剤(クリーム)  350円くらい

【実験1】木工用ボンドで缶バッジ錆落としてみた


まず、このたまご型缶バッジを皆さんおなじみご家庭にもある「木工用ボンド」で試してみました!
ボンドを錆びた箇所に薄く塗布し、30分〜40分乾かします。
その後缶バッジを傷つけないように爪などでカリカリ地道に剥がしていきます。

木工用ボンドの結果


最終的な結果がこちら!!
う〜ん完全に綺麗に取れたとは言えない感じですね。。。
錆の染みのような部分は若干取れた気がします!

【実験2】防錆潤滑剤(スプレー)で缶バッジ錆落としてみた


次に、スプレータイプの防錆潤滑剤「KURE5-56」を試してみました!
自動車や自転車のサビ取りやキシミをおさえ動きをよくするもの。
ご自身でメンテナンス等を行う方は、こちらもご自宅にあるかもしれません。
ホームセンター等でも安価で販売しています。

錆の部分に塗布し、そのまま布等でゴシゴシ拭いていきます。
一応本製品の説明書きには「錆を取る」と書いてありますが…果たしてどうなるでしょうか??

防錆潤滑剤(スプレー)の結果


う〜んこちらも綺麗に取れたとは言えない感じですね。。。
木工用ボンドと同様に錆の染みのような部分は若干取れた結果になりました!

 

【実験3】自転車用錆取り剤(クリーム)で缶バッジ錆落としてみた


最後は…クリーム状の「自転車用錆取り剤」を試してみます!!
メッキ・アルミ・ステンレス等各種金属に発生するサビ・油汚れをとってくれる
自転車用のメンテナンス剤です。350円程度でネット通販等で販売されています。

錆の部分に塗布し、こちらも「実験2」と同様にそのまま布等でゴシゴシ拭いていきます。
わかりやすい様に上半分に塗布してみました。
「サビトリ」と言う名前だけあってかなり期待しちゃいますが…結果はどうなるでしょうか??

自転車用錆取り剤(クリーム)の結果


おっ!これは・・・!?
錆が取れてる!!皆さん錆が取れてますよ〜!!!ついにやりましたっ!
さすがに錆びる前と変わらず綺麗なシルバーとまではいきませんが、ほとんど取れていますね!

感動しました!!!!!
これで大事な缶バッジを捨てることなく、引き続きコレクションしておけますね!

工場長から最後に

今回は、大事な缶バッジが錆びてしまった時にそのまま捨てるのはとても悲しく、勿体ないという思いから…
3種類の方法で錆び取り実験を行いましたが、皆さんいかがでしたでしょうか?

今回の工場長の実験から実用的なのは、「錆び取り剤」と言う結論に至りましたが、
このブログを見てくださった方でもっと良い方法等知っている方がいらっしゃるかもしれませんね。
もしいらっしゃったら工場長に教えていただきたいです〜!!!

大事な大事な缶バッジを長持ちさせる方法をみんなで共有しようじゃありませんか!
今後も「缶バッジの達人」として「缶バッジ」に関する様々な情報を発信し続けていきたいと思います!
今後とも缶バッジの達人をよろしくお願い致します(*^^*)

 

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